2026年度科研費に本研究室メンバーが採択されました!
本研究室所属の講師 矢野敏史さん、研究院講師 丸亀裕貴さんが、2026年度科研費基盤研究(C)と若手研究の2種目でそれぞれ採択されました。
おめでとうございます✨✨
採択された内容は以下のとおりです。
これからのお二人の研究にご注目ください!
★矢野敏史(早稲田大学 講師)
研究種目:基盤研究(C)
課題名:健康寿命の延伸のための環状ジペプチドを基盤としたオートファジー創薬
研究期間:2026年4月〜2028年3月
研究概要:細胞内の品質管理機構であるオートファジーは、超高齢社会での老化抑制の鍵として注目されています。しかし、既存のオートファジー活性化薬(mTORC1阻害剤など)は免疫抑制などの副作用があり、健康な人が予防的に利用するには課題が残っています。これまでに矢野らは、発酵食品由来の環状ジペプチドである2,5-ジケトピペラジン(DKP)が、mTORC1非依存的にオートファジーを活性化することを見出しています。そこで、本研究では独自のDKP合成技術を創薬シーズとして活用し、健康寿命延伸につながる新しい研究基盤の確立を目指しています。
★丸亀裕貴(早稲田大学 研究員講師)
研究種目:若手研究
課題名:食品因子によるリソソーム品質管理を介した老化制御機構の解明
研究期間:2026年4月〜2029年3月
研究概要:健康寿命の延伸に向け、加齢性疾患の引き金となる「老化細胞」の除去や状態改善に注目が集まっています。老化細胞の発生や伝播には、細胞内成分の分解・再利用を担い、細胞の健康・恒常性維持に不可欠な「リソソーム」の機能低下が関与します。丸亀らはこれまでに、特定の食品因子がリソソームの修復・品質管理機構を活性化し、細胞老化を制御する可能性を見出しました。そこで本研究では、食品因子によるリソソームを介した細胞老化制御メカニズムを解明し、食品による新たな抗老化戦略の基盤確立を目指します。
